「カミングヮ」という沖縄の家相のことが書かれた本で勉強
家相を見てくれるユタに相談
家相調査と喧嘩祭り
担当者に大変な労力を費やさせてしまった手書き図面の話に戻ります。
私たちの要望をヒヤリングした後、手書き図面を持ってきましたが、イマイチ納得のいく型ではなくあれこれ調整していたところ、父親から「ちゃんと家相を調べれ」と旧日本帝国軍ばりの命令が下りました。
「何で自分たちのやりたいように進めさせてくれんば」
と内心思い、怒りが噴火寸前の活火山のように沸々と湧き上がりながら、かたや妻とは口喧嘩祭りを繰り広げていました(゚д゚)!
結局、渋々調べたところ、行きついた先は「カミングヮ」という沖縄家相の本でした。
カミングヮとの出会い
ネットで調べたところ、昔実在し、今はもう亡くなった長嶺伊佐雄さんというユタが
「家相診断を行い、家の造りを変えることで人々の病気を治していく」
という内容のものでした。
興味というマグマが、噴火寸前の活火山のように沸々と湧き上がりながら、直ちに本を購入して熟読。ネタバレするとよろしくないので、勉強になったことを1つ紹介するとすれば
「水物(風呂、トイレ、台所、洗面所)を北西側に小さくまとめる」
ということ。
長嶺先生の助言に従い、ほぼ北西側にまとめ手書きの図面作成を行いました。
家相専門のユタとの出会い
長嶺先生だけでは正しいかどうか分からず、まだ心配の種が尽きない私は、家相を見てくれるユタを調べ、手書き設計図面を診てもらうことにしました。
偶然にもこのユタはカミングヮの考えを持つ方で、診てもらうと細かい指摘はありましたが、最終的には「問題なし。素晴らしい」と講評を受けました。
そりゃ、カミングヮの考えを取り入れているんだもの、エッヘンという具合に背筋を伸ばして御礼しました。
納得のいく答えが出たところで手書き図面が完成。次のミッションへ進むのであった。
まとめ
正直なところ、当初は家相に否定的で、自分たちが住みやすいように設計すればいいという想いしかありませんでしたが、いざ調べていくと、昔の沖縄の家は家相を意識して造られていることに気付きました。
カミングヮの考えには科学的に納得いくものもあれば、ん?なぜ?と思うようなところもり、スピリチュアルな部分の疑問が残ることでより興味が湧いてきました。
色んな人の考えがあり、家相を意識していなければ全員不幸な人生を歩むのかというと、そういうことではないと思っています。
ただ、このタイミングでカミングヮの本に出会い、さらには予約の取りづらいユタとすぐに出会えたことは、巡礼さながら運命であると分析し、完工という目標に向かって奮励努力する糧となりました。